経営資源である「ヒト、モノ、カネ、情報」
私は、この中で一番大切なのは、「ヒト」で、そもそも「ヒト」は別格で、同列に扱うことはできないと考えています。
なぜなら、「ヒト」こそが「モノ」や「カネ」を扱い、活用し、広げ発展させる活動の中心にいるからです。
カネやモノが何らかの理由でなくなっても、ヒトとの関係性は、目に見えない形で最後まで残ります。

ただ、企業経営において「モノ」の整備、「カネ」の調達、よりも、「ヒト」の管理は、どうしても後回しになりがちです。
自分自身も20代で起業し従業員を雇用して法人を営むうえで、肌で感じています。

ヒトの問題はデリケートです。不確定、かつ、正解がありません。
ただ、後回しになっているということは、「むずかしいもの」「あまり取り組みたくないもの」という否定的な感情が
多少なりともあるのだと思います。
「なくても回るし、聞いてくれる人もいないし、フタをしてしまおう…」
私は、会社様や担当者様の「こころ」にも向き合い、単に現状の問題の解決だけでなく、どうしてそうしたいのか、
これからどうなりたいのか、どうするともっと良いのか。
未来に会社様が本当によくなる手段を考え、併走していく存在でありたいと考えています。

                               社会保険労務士法人プレミアパートナーズ 代表社員 長澤 香織